本田圭佑の名言【僕には俊さんにはないものがあると思う】
【本田圭佑の名言】
”実績も信頼も違う。でも、僕には俊さんにはないものがあると思う”
この名言が生まれた背景
この名言が生まれたのは、
２００９年の日本代表対チリ戦の試合後のインタビュー。
この当時、２人は代表でライバルとされていて
FKをどちらが蹴るかなどメディアでも話題に。
その中村俊輔選手について聞かれるとこのように話した。
「実績も信頼も違う。でも、
僕には俊さんには無いものを持ってると思う」と発言。
この当時は、中村俊輔選手の方が誰が見ても、
積み上げてきた実績や周囲からの信頼も圧倒的に上でした。
しかし、本田圭佑は、中村俊輔選手とは全く違う選手であるとアピールした。
この名言の意味とは？
この名言に隠された意味は、恐らく本田圭佑は本田圭佑。
中村俊輔は中村俊輔だから比較しないで欲しいということでしょう。
この当時、周囲は実績や信頼のある
中村俊輔がFKを蹴った方が良いと考えていました。
だけど、
本田圭佑選手には、
中村俊輔選手の蹴ることができない
無回転FKが蹴れます。
だから、中村俊輔選手にも出来ないことはあるし、
中村俊輔選手が蹴るよりも自分が蹴った方が
良い場面もあると主張したかったのではないでしょうか。
本田圭佑にあって中村俊輔にないもの
本田圭佑選手と中村俊輔選手は全く別のタイプ選手。
本田圭佑選手には、無回転FKや強靭なフィジカル、メンタルの強さがあります。
今となっては、海外での実績においても
ACミランで１０番というものを手にしました。
逆に、中村俊輔選手はFKの精度が本田圭佑選手よりも高いです。
２人に唯一共通なのは左利きであるという部分ぐらいです。
ACミラン入団に対しての中村俊輔の反応
中村俊輔選手はACミランに入団が決まった
本田圭佑選手についてこのようにコメント。
「自分と違って、ビッグクラブに入れるのはすごい。
一選手としてはうらやましい」と正直に心境を話しました。
この２人といえば南アフリカW杯において因縁のようなものがありました。
それまで、日本代表といえば中村俊輔中心だったのですが、
南アフリカで一気に本田圭佑選手がブレイクして
中村俊輔選手がベンチを温めることとなりました。
そんな２人の関係なのですが南アフリカW杯が終わった後に、
中村選手はこんなコメントを残していました。
「自分には本田のように
１トップでキープできる力はない。
結局は自分の力不足だった」
そう言い残して、中村俊輔選手は日本代表から姿を消しました。
本田選手に対して悔しい気持ちもあると思うのですが、
素直に気持ちを言うのは凄いことですね。
