本田圭佑の名言【目の前に10番】
【本田圭佑の名言】
”目の前にミランの10番を背負うチャンスがあって、
みなさん他の番号を選べますか?”
名言が生まれたきっかけ
この名言はミランの入団会見の時に出てきたものです。
記者から
「ミランの10番を選んだ理由について?」
という問に対して答えました。
この名言が凄い理由①
なぜこの名言が凄いのかというと、
普通の日本人だったら大抵の人が、
周りの目を気にして行動してしまいます。
そのため、
「10番を本当は付けたいけど辞めておく」
「”誰かが10番着ければ?”と言ってくれたら付ける」
という選択を選ぶ人がほとんどです。
日本人の場合、自分から付けに行く人などほとんどいません。
失敗が怖いからです。
そういえば香川真司選手が
マンチェスターユナイテッドに入団した際にも
こんなことがありました。
それは「マンチェスターユナイテッドの伝統の7番を付けるかどうか??」
一時期、話題になりましたよね。
マンチェスターユナイテッドの7番といえば、
カントナ、ベッカム、オーウェン、クリスティアーノ・ロナウドなど
超ワールドクラスの選手が背負ってきた特別な番号でした。
しかし、
香川選手は
7番が空いていたのにも関わらず、
26番を選びました。
本当は7番付けたかっただろうけれど、
恐らく周囲からのプレッシャーなどから選びませんでした。
もし、これが本田圭佑選手の場合なら7番を選んだでしょう。
そして、彼はこう言います。
「マンチェスターユナイテッドの7番が目の前にあって、違う番号選びますか?」
この名言が凄い理由②
”不安””プレッシャー”よりも自分の気持ち
「本田圭佑選手は10番を背負いたい」という
自分の本当の気持ちを優先しました。
この発言の際にも言っていましたが、
「10番を付けることによって出てくるプレッシャーあとから来るもの」
つまり、10番を付けることによって
生まれてくるその先の不安やプレッシャーを
気にして行動していてもしょうがないということです。
本田圭佑選手は”今”目の前にある
現実を選んで行動しているので凄いです。
普通の日本人の場合、
その先に少しでも不安があると中々行動しません。
100%の安心、信頼が確信できないと怖いからです。
そのため、チャンスを逃し続けています。
だけど、本田圭佑選手の時間(チャンス)は有限で、
このミランの10番というのは”今しか付けれない”と考えたのでしょう。
もしかしたら、次に番号変更しようとしたら
”違う選手が10番を付けていた”
なんてことも十分に考えられますからね。
また、不安やプレッシャーもさらに成長できるきっかけと
前向きに捉えているので見習うところが多々あります。
プレッシャーを受けるのではなく、
立ち向かうという姿勢が本田圭佑選手らしさですね。