本田圭佑の名言【シンプルに言えば個】
【本田圭佑の名言】
”シンプルに言えば個”
この名言の意味とは？
”シンプルに言えば個”という意味の”個”というのは、
一人一人の個人の能力という意味です。
シュートの決定力、１対１の強さ、
競り合いの強さなどを意味します。
この名言が生まれた背景
この名言が生まれたのは
ブラジルワールドカップへの出場が決まった次の日の会見。
ある記者が本田圭佑選手に対しこんな質問をしました。
「本田圭佑選手は以前からワールドカップ優勝と言っていますが、
残りのこの１年という期間で何が必要だと思いますか？」
この質問に対して、本田選手は「個の力が必要だ」と返しました。
元々チームワークというのは、
日本人は全員が持っているのでそれが高いのは当たり前。
それを伸ばすよりも、
一人一人が個の能力を伸ばす方が、この１年重要になる。
なぜなら、試合を決定づける場面というのは、
結局のところ個の力で決まってしまうからだからです。
また、残り１年しかないと捉えるよりも、
まだ１年もあると前向きに捉えて、
それぞれのクラブに戻り成長することが大事と答えました。
この名言に隠された狙いとは？
先程も申し上げましたが、
この発言が出たのはワールドカップ出場が決まった次の日の会見。
他の選手は、本戦出場が決まってホッとしたのか、
和やかな雰囲気の中で行われていました。
そんな中、本田圭佑選手が”個の力を高める”と言ったのは、
恐らく他のメンバーへのメッセージ。
なぜなら、代表メンバー全員揃っての会見というのは、ほとんどありません。
そこで記者なども集まり、メンバー全員が聞いてる中で
一人一人に名指しにしていました。
それは、本田選手の狙いで
「この１年で個の力を高めてきてくれ」という
メッセージを送りたかったのが本心だったのでしょう。
この後のコンフェデではイタリア戦で善戦するが、
３連敗を喫して予選敗退します。ブラジルワールドカップでは、
本田選手の言っていた個の力を魅せつけることが出来るのか注目ですね。
